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「風化させてはならない」 奈良・女児誘拐殺害事件から13年「子ども安全の日の集い」

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「風化させてはならない」 奈良・女児誘拐殺害事件から13年「子ども安全の日の集い」

奈良市役所で開かれた「子ども安全の日の集い」 奈良市役所で開かれた「子ども安全の日の集い」

 奈良市で平成16年に小学校1年の有山楓(かえで)ちゃん=当時(7)=が誘拐、殺害された事件から13年を迎え、同市と市教委が主催する「子ども安全の日の集い」が18日、奈良市役所で開かれ、参加者らが子供たちが安全に暮らせる社会の実現について考えた。

 13回目となる集いには、学校関係者や保護者ら約300人が参加。第1部で、仲川げん市長は事件について触れ、「社会として地域として、決して風化させてはならない」とあいさつした。

 第2部では、摂南大(大阪府)の中沼丈晃(たけあき)准教授がコーディネーターを務め、「自分の命を守る、人の命も守る、そのためにできること」をテーマに、命を守るための防犯・防災について市内の小・中・高校生や教育関係者らが話し合った。

 県立登美ケ丘高校の生徒が、日常に犯罪が潜んでいるという意識を芽生えさせるため、自転車の鍵かけを徹底させるなど独自の活動を紹介した。

 教育関係者らによる子供の安全をテーマにしたパネルディスカッションも行われ、奈良市教育協議会安全教育部長の馬場浩行さんが地域の協力の輪を広げるためには「地域でのあいさつ運動など地道な取り組みが大切」と話した。

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