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黒染め強要問題で不登校、学校側「生来の髪色でない」と主張 大阪

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黒染め強要問題で不登校、学校側「生来の髪色でない」と主張 大阪

 大阪府立懐風館高3年の女子生徒が生まれつき茶色っぽい髪を黒く染めるよう教諭らに強要され不登校になったとして府を訴えたことを巡り、府教育庁は17日、同校が「生まれつきの髪の色になっていないと判断し、指導した」と説明していると明らかにした。

 教育庁によると、同校は髪の根元の部分をチェックして生まれつきの髪の色を判断。同じ学年では女子生徒のほか16人に対し、生え際と髪全体の色が違うとして、黒くするよう指導したという。

 一方、茶色っぽい髪でも学校側が地毛と判断し、指導をしていない生徒も約40人いるという。教育庁は府立高を対象に、頭髪に関する校則や指導の実態を把握するためアンケートを始めた。向井正博教育長は17日の記者会見で「不適切な内容があれば指導する」と述べた。

 女子生徒は約220万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴。10月に第1回口頭弁論があり、府側は請求棄却を求めた。

 この問題を巡っては、大阪府の松井一郎知事も10日、記者団に「学校側に聞き取っているが、生まれついての身体的特徴を変える指導は一切していないということだった」と話している。

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