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【理研が語る】もっと光を! 目に見えない色鮮やかな光「γ線」を可視化する装置、病気発見に

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【理研が語る】
もっと光を! 目に見えない色鮮やかな光「γ線」を可視化する装置、病気発見に

ガンマ線の可視化装置GREI。波長の異なるガンマ線の輝きをカラーで表示する ガンマ線の可視化装置GREI。波長の異なるガンマ線の輝きをカラーで表示する

 このGREIの特長を生かして、病気を発見しやすくする手法の研究が進行中だ。ミネラルとして知られる金属は生物にとって必須元素で、体内で重要な役割を担っている。病気になれば、これら重要な金属元素の動きにも変化が生じると想定し、さまざまな金属元素の動きの変化をGREIで可視化すれば、病気を見つける手がかりになると考えている。

 誰も見たことのない光の輝きを初めて見た時のドキドキ・ワクワクは、研究者冥利に尽きる。いつかその輝きに人々の思いが託せるよう、もっと光(ガンマ線)を色鮮やかに輝かせたい。

 本村信治(もとむら・しんじ) 九州大大学院理学研究科博士課程を満期退学後に博士(理学)の学位取得。専攻は原子核物理学。理研で分野横断的な研究交流を経験し、さまざまな分野への研究展開に挑む。理研基礎科学特別研究員などを経て、現職は同ライフサイエンス技術基盤研究センター次世代イメージング研究チーム副チームリーダー。

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