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【歴史戦】慰安婦像の公共化決議でシスコ市のリー市長、積極承認も 大阪市と姉妹都市解消の公算

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【歴史戦】
慰安婦像の公共化決議でシスコ市のリー市長、積極承認も 大阪市と姉妹都市解消の公算

リー市長の選択肢とその流れ リー市長の選択肢とその流れ

 米カリフォルニア州サンフランシスコ市議会が可決した慰安婦像と碑文の寄贈受け入れ決議をめぐり、エドウィン・M・リー市長の対応が注目される。姉妹都市である大阪市の吉村洋文市長は、像と碑文の公共物化を避けるためリー市長に拒否権の行使を求め、決議が自動的に執行される24日(現地時間)までに返事がなければ姉妹都市を解消する構えだ。ただ、これまでのリー市長の言動から、決議を積極的に承認する可能性も取り沙汰されている。

 リー市長は2012年1月にサンフランシスコ市長に就任。中国出身の両親を持つ弁護士で、就任時には初のアジア系市長と話題になった。現在2期目。

 今回の慰安婦像と碑文の扱いをめぐっては、吉村市長が「不確かで一方的」と抗議した、慰安婦を「性的に奴隷化された」とみなし「何十万もの女性と少女」が「戦時中の捕らわれの身のまま亡くなった」と刻む碑文の文言を容認。設置者の在米中国系民間団体による公共物化の動きも、「記念碑という手段で犠牲者に敬意を払うことが自らの務めであると感じており、その意図は善意」(吉村市長宛て2月3日付書簡)と擁護してきた。

 姉妹都市の解消に言及しつつ慎重な対応を求めた吉村市長に対し、「たとえ批判にさらされることがあろうとも、(選挙で選ばれた市長として)地域に応えていくことが私の責務」(同10月2日付書簡)と決議に沿う考えを示しており、大阪市の関係者の間には「積極的に決議を承認するのでは」との見方も出ている。

 一方で、リー市長が、吉村市長に「両市の人対人の交流を強力に支え続けることを希望している」(同)と要請し、姉妹都市の継続を望んできたのも事実だ。

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