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仮想通貨詐取疑い再逮捕へ、女性強盗殺人罪で起訴の男 10日に愛知・滋賀両県警

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仮想通貨詐取疑い再逮捕へ、女性強盗殺人罪で起訴の男 10日に愛知・滋賀両県警

 滋賀県の山林で7月、名古屋市のパート野田みゆきさん=当時(53)=の他殺体が見つかった事件で、野田さんの仮想通貨「ビットコイン」をだまし取ったとして、愛知、滋賀両県警は電子計算機使用詐欺の疑いで、岐阜県大垣市の無職、西田市也被告(21)=強盗殺人罪などで起訴=を10日に再逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、仮想通貨を財産と認定して事件を立件するのは極めて異例という。

 西田被告は野田さんを殺害後の7月ごろ、インターネット上にある野田さんのビットコイン用の口座サイトに、不正に入手したIDやパスワードなどでアクセス。ビットコインを自分の口座に移し、だまし取った疑いが持たれている。2人は今年春ごろ、ビットコインのセミナーを通じて知り合った。

 野田さん殺害事件では、西田被告と共謀したとして、滋賀県愛荘町の無職の少年(18)も強盗殺人罪などで起訴されたが、両県警はビットコイン詐取には関与していないとみている。

 野田さんは6月18日、愛知県春日井市で開かれた化粧品などを販売するセミナーに参加した後に失踪。同日夜に滋賀県多賀町の河川敷周辺で殺害されたとされ、7月31日に同町の近くの山林で遺体が見つかった。両県警は8月1日、死体遺棄容疑で西田被告と少年を逮捕し、同月20日に強盗殺人容疑で再逮捕した。

 名古屋地検は9月、強盗殺人と死体遺棄の罪で西田被告を起訴。10月には、名古屋家裁から検察官送致(逆送)された少年を両罪で起訴した。

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