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【浪速風】ロシア革命百年、まだ幻想に取り憑かれた国がある…あの国とあの国、革命は独裁の隠れ蓑にすぎず(11月7日)

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【浪速風】
ロシア革命百年、まだ幻想に取り憑かれた国がある…あの国とあの国、革命は独裁の隠れ蓑にすぎず(11月7日)

モスクワの赤の広場でスターリンの肖像が描かれた赤旗を掲げる共産党の支持者=5日(AP=共同) モスクワの赤の広場でスターリンの肖像が描かれた赤旗を掲げる共産党の支持者=5日(AP=共同)

 もしソ連が崩壊していなかったら、100周年の記念日として盛大な祝賀行事が行われただろう。1917年11月7日、レーニンが率いるボリシェビキが、臨時政府が立てこもる首都ペトログラードの冬宮を制圧し、国家権力を掌握した。ロシア暦で10月25日だから「十月革命」と呼ばれる。

 ▼「迫害と地下生活からこんなに急に権力がとれるなんて…めまいがする」ともらしたレーニンは7年後に亡くなり、実権を握ったスターリンは、トロツキーら政敵を次々に追放し、さらには数百万人が犠牲になったとされる「血の粛清」に乗り出す。革命は幻想にすぎず、共産主義は独裁の隠れ蓑(みの)でしかなかった。

 ▼世紀をまたいで、なお幻想から覚めない国がある。北朝鮮の世襲の3代目は、国民に苦難を強いながら、核とミサイル開発に狂奔する。権力を集中させた中国の指導者は、覇権の欲望をあらわにする。隣に立つと、戦後の日本が正しい道を歩んできたことがわかる。

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