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名張毒ぶどう酒事件再審で、毒物に関する意見書提出 

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名張毒ぶどう酒事件再審で、毒物に関する意見書提出 

 三重県名張市で昭和36年に5人が死亡した名張毒ぶどう酒事件を巡り、故奥西勝元死刑囚の妹が申し立てている第10次再審請求で、弁護団は「混入された毒物は確定判決で認定された農薬『ニッカリンT』と異なる」との従来の主張を補強する意見書などを名古屋高裁に提出したことが6日、分った。いずれも2日付。

 審理の進行を話し合うための三者協議の開催や、弁護団が実施した毒物の鑑定実験などについて説明の機会を与えるよう求める文書も提出。弁護団は「準備は整っており、速やかに事実調べを実施するべきだ」と訴えている。

 事件は昭和36年3月に発生。名張市の葛尾地区で開かれた懇親会でぶどう酒を飲んだ女性5人が死亡、12人が中毒症状になった。奥西元死刑囚は平成27年10月、収監先の医療刑務所で死亡、妹の岡美代子さん(87)が再審請求を引き継いだ。

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