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【世界ミニナビ】下水処理場に“ゴールドラッシュ”の予感…金銀レアメタルが採れたスイス、「黄金の国」日本でも

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下水処理場に“ゴールドラッシュ”の予感…金銀レアメタルが採れたスイス、「黄金の国」日本でも

平成21年に長野県諏訪市の豊田終末処理場の汚泥から採れた金。汚泥の焼却灰を溶融・結晶化させ、建設資材として再利用するための施設から排出された飛灰や残渣から、貴金属リサイクル業者が回収した。スイスでは、下水や汚泥から1年間で推計43キロもの金が見つかったと研究機関が発表し、欧米メディアが相次いで報道した(長野県諏訪湖流域下水道事務所提供) 平成21年に長野県諏訪市の豊田終末処理場の汚泥から採れた金。汚泥の焼却灰を溶融・結晶化させ、建設資材として再利用するための施設から排出された飛灰や残渣から、貴金属リサイクル業者が回収した。スイスでは、下水や汚泥から1年間で推計43キロもの金が見つかったと研究機関が発表し、欧米メディアが相次いで報道した(長野県諏訪湖流域下水道事務所提供)

 いにしえから人々を魅了してきた錬金術には怪しさがつきまとうが、今回の発見はどうだろうか。スイスの下水処理場から相当量の金が見つかり、年間43キロにのぼると同国の研究機関が発表した。欧米メディアは思わぬ“ゴールドラッシュ”に騒ぎ、実際に下水や汚泥から金を抽出して収入を得ている国もあると報道。それは「黄金の国」日本というのだが-。

ちりも積もれば…

 米CNNテレビによると、スイス連邦環境局の委託を受けた研究機関「水科学技術研究所」(EAWAG)が、同国の下水処理場64カ所を調査。下水や汚泥に含まれる金属について調べたところ、昨年1年間で金が43キロ、銀が3トンにのぼったと推計されることが分かった。

 ロイター通信によると、金銀は集めると約300万スイスフラン(約3億4500万円)に相当するが、実際はマイクログラムやナノグラム単位の微小な粒子だという。

 工場排水に含まれているとみられ、貴金属を使った時計製造業者が点在する西部や、金の精製施設が集積する南部で特に濃度が高かった。EAWAGは、こうした地域で回収することは費用対効果に見合っているかもしれない、と指摘している。

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