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危機管理パッケージ「もしものおまもり」 「稲むらの火」の浜口梧陵ゆかりのNPO法人開発、和歌山の小学校に寄贈

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危機管理パッケージ「もしものおまもり」 「稲むらの火」の浜口梧陵ゆかりのNPO法人開発、和歌山の小学校に寄贈

和歌山県広川町立広小学校の児童に寄贈される危機管理パッケージ商品「もしものおまもり」の中身(いずれも和歌山県広川町提供) 和歌山県広川町立広小学校の児童に寄贈される危機管理パッケージ商品「もしものおまもり」の中身(いずれも和歌山県広川町提供)

 千葉県銚子市のNPO法人が開発した、非常食や防災グッズなどの入った危機管理パッケージ商品「もしものおまもり」が和歌山県広川町立広小学校に寄贈された。両町は、小泉八雲原作の「稲むらの火」で知られる浜口梧陵(1820~85年)の存在をもとに古くから結びつきがある。世界津波の日(11月5日)に合わせて行われる訓練での活用も検討しているという。

「ヤマサ醤油」の7代目

 浜口梧陵は広村(現広川町)で生まれ、本家筋に当たる千葉・銚子の「ヤマサ醤油(しょうゆ)」の前身のしょうゆ醸造業者に養子に入り、7代目として経営。帰郷中の安政元(1854)年に安政南海地震に遭遇したが、津波の襲来を予見して稲束に火をつけ、村人たちを高台へと導き、多くの命を救ったとされている。

 もしものおまもりは、NPO法人「ちょうしがよくなるくらぶ」が千葉科学大学危機管理学部で防災関係を学ぶ学生らとともに開発。販売開始を記念し、同じく梧陵ゆかりの地で防災にかかわりが深い広川町での寄贈を決めたという。

 非常食1食分や飲料水、携帯トイレ、防寒用レスキューシートのほか、家族の連絡先を書き込んだり写真を貼り付けたりできる「もしものおまもり手帳」などがあり、袋に詰めて背負うことができる。

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