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各地で広がる「母子世帯専用シェアハウス」経済的自立の第一歩に

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各地で広がる「母子世帯専用シェアハウス」経済的自立の第一歩に

シェアハウスでは、共有スペースなどで子供たちが一緒に遊ぶこともできる(ペアレンティングホーム提供) シェアハウスでは、共有スペースなどで子供たちが一緒に遊ぶこともできる(ペアレンティングホーム提供)

 母子世帯を支援する専用のシェアハウスの取り組みが全国で広がっている。初期費用などが安く、入居者同士で支え合えることが魅力の一つ。非正規雇用が多いなど、経済的に苦しい状態に陥るケースが多いシングルマザーの一助となるか、注目が集まる。

家具など備え付け

 「この子の夜泣きも少なくなりました」。おもちゃで遊ぶ就園前のわが子を見てほほえむのは、今年5月に大阪市生野区にできたシェアハウスに他県から移り住んだ女性だ。

 結婚を機に実家を出たが夫の暴言や暴力に耐えかねて別居。一時は親元に身を寄せたが、大人が夜遅くまで起きている不規則な生活の中、子供が叫んだり激しい夜泣きをするなど不安定になる様子を見て、自活を決めた。現在は離婚に向けた話し合いを進めている。

 これまで応募した保育所にはすべて落ちた。「日中に働こうにも、働けない」。シェアハウスのホームページを見て、最低限の荷物だけを持って転がり込むように移り住んだという。

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