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【世界ミニナビ】「北朝鮮なら全員死刑」と指摘された韓国・機密作戦資料流出…国防トップの「薄い危機感」も拍車

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「北朝鮮なら全員死刑」と指摘された韓国・機密作戦資料流出…国防トップの「薄い危機感」も拍車

ソウルの韓国国防省でハイテン米戦略軍司令官(左端)と会談する韓国の宋永武国防相(右端)。情報流出への姿勢で批判を受けた=8月21日(韓国国防省提供・共同) ソウルの韓国国防省でハイテン米戦略軍司令官(左端)と会談する韓国の宋永武国防相(右端)。情報流出への姿勢で批判を受けた=8月21日(韓国国防省提供・共同)

 聯合ニュース(同)は、韓国防衛事業庁の国防技術品質院が発刊した「国防科学技術調査書」を紹介。米国防総省が北朝鮮のサイバー戦能力を模擬実験した結果として米太平洋軍司令部の指揮系統所をまひさせ、米本土の電力網に被害を与えられるレベルに達していると分析したことを伝えている。聯合ニュースの記事は、北朝鮮のサイバー戦能力は相当な水準にあるのに対し、韓国のサイバー関連技術の水準は先進国の80%を下回っていると指摘しており、韓国が楽観視する余裕などはないのだ。

 国防当局の姿勢について朝鮮日報(同)は「当初、国防部はこれらの作戦計画や米国から提供された情報の流出は否定していた。もちろんこの説明も最初から疑わしかった」と“隠蔽”の可能性まで示唆した。

 軍検察が今回の事件についてサイバー司令官ら26人の懲戒を依頼するだけで捜査を終結したことについても「朝鮮人民軍で同じようなことが起これば言うまでもなく全員死刑だ。ところが韓国ではこの重大な事件も適当に終わらせている」と批判した。さらに「李議員が追及しなければ、責任者たちは韓国社会の安保不感症を良いことに何の処罰も受けなかっただろう」と嘆いた。

 北朝鮮が核開発と弾道ミサイルの発射を繰り返すなど朝鮮半島情勢が緊迫する中、緊張感に欠ける国防当局と韓国社会は有事の際にどう対応するのだろうか。

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