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重過失致死の少年、刑猶予…高知県警警官に自転車で衝突事故

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重過失致死の少年、刑猶予…高知県警警官に自転車で衝突事故

 高知市で平成27年、自転車で走行中に警察官をはねて死亡させたとして傷害致死などの罪で起訴され、その後、重過失致死罪に訴因変更された当時高校生の少年(19)に高知地裁は26日、禁錮3年、保護観察付き執行猶予5年の判決を言い渡した。

 山田裕文裁判長は判決理由で、たばこ所持の発覚を免れようとして時速43キロで逃走を図り、警察官をはねたと指摘。「身勝手で強い非難を免れない」と述べた。一方で事態の深刻さを認識し始めた点や、訴因変更などに伴って長期間にわたり刑事手続きの負担を強いられたことなどを考慮し、執行猶予を付けた。

 検察側は当初、故意にはねたとして傷害致死などの罪で起訴。懲役4~6年の不定期刑を求刑し結審したが、地裁の要請を受けて訴因変更し、あらためて禁錮2年以上4年以下の不定期刑を求刑していた。

 判決によると、少年は27年8月、無灯火の自転車で走行中、減速せず的確なハンドル操作を怠った重大な過失で、高知南署の警察官=当時(25)=と衝突し転倒させ、約2カ月後に死亡させた。

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