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捨てられた飼い犬の行く末は…「犬は橋を渡れないからと淡路島まで捨てに来る人がいる」 絵本作家、新作で訴える

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捨てられた飼い犬の行く末は…「犬は橋を渡れないからと淡路島まで捨てに来る人がいる」 絵本作家、新作で訴える

「のら犬ボン」の書影 「のら犬ボン」の書影

 捨てられた飼い犬には、どのような生と死が待っているのだろうか? 「のら犬ボン」を出版した絵本作家・田島征彦さんは、その重い問いかけを、人間の弱さにも切り込みながら、絵のにじみやぼかしなどを生かした水彩のテクニックを使い緊迫感あふれるシーンを創作した。

 きっかけは数年前、愛犬の「ボン」と散歩中に見かけた3匹の犬の姿だった。前足が不自由な犬を真ん中に、両側から2匹が支えるように寄り添っていた。

 「そのときも絵本の題材になるかなと思ったんやけど、ぼくに犬の友情という話は向かんし…」

 それが2年前、編集者から「ボンを主人公にした、犬の絵本を作りませんか」と声をかけられた。

 子供のころから何匹もの犬と暮らしてきたが、ボンほど性格のいい犬は初めてだった。人にも犬にも好かれるボンをモデルに主人公を造形していく中、仲間に支えられて歩く前足が不自由な犬が重なった。

 「ただ、ぼくは犬について真剣に勉強したことがなかった。そやから、この絵本をつくるにあたって、たくさんの本を読んだ。動物愛護センターや、ボランティアが運営する保護施設も取材した。それで、自分が犬について何にも知らんいうことがわかった」

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