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急増する悪質運転「路上の逆上」の対処法とは 車内で待機し110番 スマホで撮影

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急増する悪質運転「路上の逆上」の対処法とは 車内で待機し110番 スマホで撮影

高速道路上で追い抜いた後に急ブレーキをかける乗用車(JAFメディアワークス提供、一部画像処理しています) 高速道路上で追い抜いた後に急ブレーキをかける乗用車(JAFメディアワークス提供、一部画像処理しています)

 具体的な報復としては、幅寄せ▽しつこい追い回し▽クラクションやハイビームでの威嚇-といった運転が挙げられる。

 後方から猛追するようなあおり運転は道交法の車間距離不保持の違反になる。罰則は一般道の違反で5万円以下の罰金のみ。高速道路ではやや重いが、それでも罰金のほかに、3月以下の懲役が規定されているだけだ。

 警察庁によると、昨年の摘発件数は7625件。今年上半期は3057件でペースとしては減少している。

 一方で、日本自動車連盟(JAF)が約6万4600人の運転者を対象に昨年6月に行った調査では、車にあおられたことが「よくある」が7・9%、「時々ある」が46・6%に上り、回答者の実に半数以上が道路上の悪意にさらされた経験があることが分かった。

危険性周知を

 ロード・レイジは、重大事故や暴行・傷害といった刑事事件に発展する可能性がある点で、現行の罰則ではとらえきれない危険性があるともいえる。

 悪質なケースでは、自動車運転処罰法違反の危険運転致死傷罪に問えるが、同罪は運転による妨害行為を対象としており、車を停車させた上で起きた東名の事故では適用できなかった。

 同志社大法学部の川本哲郎教授(刑事法)は「あおり運転はほとんどが罰金刑で処理され、重大な危険行為とは見なされてこなかった」と罰則強化も今後の検討課題になると指摘。「まずは学校教育や教習所で危険性を改めて周知することが第一歩だ」と話した。

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