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塩野義 画期的なインフルエンザ新薬を申請

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塩野義 画期的なインフルエンザ新薬を申請

 塩野義製薬は25日、1回の服用でインフルエンザに効くという新薬の製造販売の認可申請を厚生労働省に行った。優れた新薬を早期に実用化するため厚労省が優先的に審査する「先駆け審査指定制度」の対象で、通常1年程度かかる審査を半年程度に短縮できるという。来春にも承認を受け、その後発売される見通し。

 新薬はインフルエンザウイルスが細胞内で増殖する動きを防ぐ仕組みを持つ。一般的なインフルエンザ治療薬「タミフル」が1日2回の服用を5日間続ける必要があるのに対し、塩野義の新薬は1回の服用で治療できるため、患者にとって利便性が高い。回復を早め、感染の拡大を抑える効果も期待できるという。

 今回、利用した先駆け審査指定制度には、世界初の優れた画期的な医薬品を日本国内で早期に実用化させる目的があり、厚労省は手続きを迅速化して日本発の新薬を支援する。塩野義は昨年、この薬の世界販売などでスイス製薬大手のロシュと提携しており、日本以外でも各国の審査を経て世界展開していく。

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