産経WEST

台風で線路曲がった南海線の橋、10年補修なし 設置は約100年前

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


台風で線路曲がった南海線の橋、10年補修なし 設置は約100年前

ゆがみが見つかった南海本線の橋を調べる鉄道事故調査官ら=25日午前、大阪府阪南市と泉南市の境付近 ゆがみが見つかった南海本線の橋を調べる鉄道事故調査官ら=25日午前、大阪府阪南市と泉南市の境付近

 大阪府泉南、阪南両市の境にある男里(おのさと)川に架かる南海本線の橋で22日に線路のゆがみが見つかり、急停止した電車の乗客2人がけがをした事故で、橋が99年前の大正7年に設置され、少なくとも過去10年間補修されていなかったことが25日、南海電鉄への取材で分かった。

 当時、台風21号の影響で男里川が増水しており、老朽化した橋が流れに耐えられなかった可能性がある。運輸安全委員会が鉄道事故調査官2人を派遣し、詳しい状況を調べている。南海は「現時点で復旧の見通しは立っていない」としている。

▼【空撮ヘリ写真】大阪・和歌山を結ぶ“最古の私鉄”南海…台風で曲がった線路(こちらをクリック)

 橋は「男里川橋梁(きょうりょう)」(長さ約95メートル、幅約3メートル、高さ約6メートル)。上下線それぞれに橋があり、事故があった下りは大正7(1918)年、上りは明治30(1897)年に設置された。橋桁は鋼鉄製で、橋脚は主にれんがで作られていた。安全点検は2年ごとに実施されており、今年6月の点検でも「安全上に問題ない」と判断されていた。また過去10年間は、補修や補強がされた形跡がなかった。

 事故は22日夕に発生。支えていた橋脚6本のうち、1本の橋脚上の線路でゆがみが生じた。

続きを読む

このニュースの写真

  • 台風で線路曲がった南海線の橋、10年補修なし 設置は約100年前
  • 台風で線路曲がった南海線の橋、10年補修なし 設置は約100年前
  • 台風で線路曲がった南海線の橋、10年補修なし 設置は約100年前
  • 台風で線路曲がった南海線の橋、10年補修なし 設置は約100年前
  • 台風で線路曲がった南海線の橋、10年補修なし 設置は約100年前
  • 台風で線路曲がった南海線の橋、10年補修なし 設置は約100年前

「産経WEST」のランキング