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【竹島を考える】「東海は2千年前から」…広まる韓国の虚偽、「遺憾の意」だけでは解決遠い 下條正男・拓殖大教授

韓国が日本海を東海と言い出したのは戦後だ

 日本の書店には、嫌韓ブームにあやかって相変わらず韓国批判の書籍が並んでいる。だが、それらは、韓国側を挑発することはあっても、それで日韓の懸案事項が解決することはない。馬に向かって「鹿になれ」といい、鹿に向かって「馬になれ」といっても、馬は馬で、鹿は鹿でしかないからだ。日本は日本、韓国は韓国だということである。相手を攻めるには、その特性を理解し、攻略すべきである。

 その一つの例として、近年、日韓の懸案となっている「日本海の呼称」問題がある。この9月、韓国政府が公開した日本語版の広報ビデオ(「過去・現在・未来の名前、東海」)では、日本海について、「2千年以上にわたって使われてきたこの海の最も古い名前、東海」と説明し、ここでも歴史問題としている。

 だが、韓国側が日本海を「東海」と称するようになるのは戦後のことで、2千年も遡(さかのぼ)らない。1946年6月15日付の『東亜日報』で、教科書の表記に関して「東海か?日本海か?」と報じたのが早い例である。

 それを、韓国側では「東海は2千年前から使われていた呼称だ」「1929年に『大洋と海の境界』(海の呼称に関するガイドライン)が編纂(へんさん)された際、日本の統治下に置かれていた韓国は、東海の呼称を主張することができず、日本海となってしまった」「この歴史は清算しなければならない」との論理で、「日本海の表記を東海に改めるべきだ」と主張しているのである。

日本海の一部を指す名称だった「東海」

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