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逆上男による東名の夫婦死亡事件、停車中ワゴンに追突、執拗かつ悪質な進路妨害は「過失」か「危険」か 

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事故1カ月前にも同様の妨害行為 十分「危険」に当たる?

 今回の逮捕容疑となった自動車運転処罰法は、大まかに「過失致死傷」と「危険運転致死傷」に分けられる。

 自動車の運転で必要な注意を怠り、人を死傷させた場合は「過失」で、7年以下の懲役もしくは禁錮、100万円以下の罰金。対する「危険」はアルコールや薬物影響下での運転などの場合で、最大20年の懲役。「妨害目的で走行中の車の直前に進入したり、著しく接近したりすると同時に、重大な危険を生じさせる速度で自動車を運転」との規定もある。

 高速道路では、故障の場合などを除いて路肩や路側帯への駐停車を禁止されており、高速道路会社なども「追突の恐れがあり大変危険」として注意喚起している。石橋容疑者が事故1カ月前の5月8、9日に一般道で同様の妨害行為を3件起こしていたことも判明しており、悪質性の観点から見ても、十分「危険」に当てはまるようにみえる。

「走行中なら危険運転、停車していたら過失-は不自然」の声も

 ただ、ある関西の検察幹部は、「危険運転致死傷罪の規定を素直に読めば、妨害行為は走行中の車に限定される」と指摘。今回のケースは事故時に双方が停車しており、「危険」の適用は困難との見方を示す。別の検察関係者も、直接事故を起こしたのがトラックだったことを念頭に、「自動車運転処罰法は、妨害行為で直接起きる事故を想定している」と否定的だ。

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