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五穀豊穣願い舞楽奉納…奈良・石上神宮で「ふるまつり」

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五穀豊穣願い舞楽奉納…奈良・石上神宮で「ふるまつり」

例祭では舞楽が奉納された=奈良県天理市 例祭では舞楽が奉納された=奈良県天理市

 「ふるまつり」の名で親しまれている石上(いそのかみ)神宮(奈良県天理市)の例祭が行われ、約300人の参拝客らが見守る中、五穀豊穣(ごこくほうじょう)と地域の平安を願った。

 例祭は平安時代後期、白河天皇の勅使(天皇の使者)が石上神宮に走馬(そうめ)を奉納した故事に由来し、同神宮最大の祭礼に位置づけられている。馬にまたがった稚児や武者などが町を練り歩く渡御祭は、雨天中止となった。

 15日は宮司や氏子、近隣住民らが拝殿での神事に参加。荘厳な雰囲気の中、米や果物などの神饌(しんせん)や新穀の穂のついたままの稲株「荷前(のさき)」が神前に供えられたほか、舞楽も奉納された。

 例祭に訪れた大阪府枚方市の自営業、蔦田博司さん(54)は「厳かな空間の中、身の回りの全てに感謝を込めて祈った。参列できてうれしく思う」と話していた。

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