産経WEST

【熊本地震】「本震」から1年半、阿蘇山周辺で復興の兆し 被災アクセス道も開通

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【熊本地震】
「本震」から1年半、阿蘇山周辺で復興の兆し 被災アクセス道も開通

観光客が戻り始めた阿蘇山頂部のレストラン「ニュー草千里」=14日、熊本県阿蘇市 観光客が戻り始めた阿蘇山頂部のレストラン「ニュー草千里」=14日、熊本県阿蘇市

 昨年4月の熊本地震で熊本県・阿蘇山山上を通る道路の復旧が進み、打撃を受けた周辺観光業に復興の兆しが見えている。16日で「本震」発生から1年半。地元自治体や観光施設は環境整備やPR活動を強化している。

 本震で山頂部に続く阿蘇市や南阿蘇村の三つの登山道が被災。阿蘇市によると、阿蘇地域の観光客は年1700万人前後だったが、宿泊予約の大半がキャンセルされた。

 その後、昨年9月には阿蘇市のJR阿蘇駅周辺と山頂部を結ぶ東登山道(約10キロ区間)が夜間通行止め、一部片側通行の状態で開通。観光客数は6割程度に持ち直した。

 だが約1カ月後、中岳第1火口で36年ぶりに爆発的噴火が発生し、火口周辺の立ち入り規制が半径約1キロから約2キロに拡大。観光客数は約2割に落ち込み、3日間で阿蘇市の観光業の損害は約1億600万円に上った。

 出ばなをくじかれた状況に県は「山上へのアクセスが観光復興の鍵になる」と今年4月に東登山道の対面通行を全面再開。今月4日には南阿蘇村と山頂部を結ぶ南登山道(約12キロ区間)も開通させ、東登山道の夜間通行止めも解除した。熊本市側から山頂部に向かう際に最も短時間で行ける北登山道(約5キロ区間)も本年度中に開通予定だ。

続きを読む

関連トピックス

「産経WEST」のランキング