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【ビジネスの裏側】りそなHD、20年越しの構想再び メガバンクとは一線、地銀再編の台風の目に

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【ビジネスの裏側】
りそなHD、20年越しの構想再び メガバンクとは一線、地銀再編の台風の目に

関西みらいフィナンシャルグループ」の設立会見を終え、写真におさまるりそなHDの東和浩社長(左端)ら(山田哲司撮影) 関西みらいフィナンシャルグループ」の設立会見を終え、写真におさまるりそなHDの東和浩社長(左端)ら(山田哲司撮影)

 りそなホールディングス(HD)傘下の近畿大阪銀行と、三井住友フィナンシャルグループ(FG)傘下の関西アーバン銀行、みなと銀行が来年4月に経営統合する。りそなHDが過半出資する中間持ち株会社「関西みらいフィナンシャルグループ(FG)」を設立し、3行が傘下に入る。りそなが旧大和銀行時代の約20年前から掲げてきた「スーパーリージョナル構想」の復活をほうふつさせる組織スキームで、今後の地銀再編をめぐるカギとなりそうだ。(大島直之)

 ■20年越し構想復活

 「地域金融機関という意味では、地域に根ざしたりそなグループ、かつての大和銀HDの考え方は共通している」。りそなHDの東和浩社長は、これまで掲げてきた「スーパーリージョナル構想」について、関西3地銀統合の記者会見で強調した。

 広い地域で地銀が連携する「スーパーリージョナル構想」は、りそなにとって、旧大和銀行の時代から掲げてきた構想だ。当時はバブル崩壊から、平成の金融危機が起こった1990年代。旧大和銀が金融持ち株会社をつくり、組織再編に取り組んでいた。旧埼玉銀行の流れを組むあさひ銀行が「埼玉りそな銀行」として現在のりそなHD傘下に合流。さらに近畿大阪銀、当時の奈良銀行も傘下におさめ、それぞれ「大阪りそな銀行」「奈良りそな銀行」を設立することも予定され、広域連合による地銀再編を進める考えだった。

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