産経WEST

【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】チーム強化、切り札は「和田GM」誕生だ! 補強、ドラフト…球団主導で再設計

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】
チーム強化、切り札は「和田GM」誕生だ! 補強、ドラフト…球団主導で再設計

阪神秋季キャンプで、掛布雅之DCと議論する和田豊監督=平成25(2013)年11月、タイガースタウン(安芸市営球場)(森田達也撮影) 阪神秋季キャンプで、掛布雅之DCと議論する和田豊監督=平成25(2013)年11月、タイガースタウン(安芸市営球場)(森田達也撮影)

 あくまでもひとつの見方ですが、確かに今季の契約期間中なのですから、CS前に戦力外として帰国させるのはもったいないですよね。使わなくてもベンチに入れるだけで相手ベンチに色々なことを考えさせられるカードにはなったかもしれませんね。

 しかし、こうした外国人の処遇は金本監督の意向がそのまま素通りすることに原因があります。普通、戦力構想は球団と現場の首脳陣が話し合って決めるもので、今の阪神のように現場の意向が全て…という図式は大きなミスジャッジを招く要因にもなります。ロジャースとキャンベルの帰国が大きなミスかどうかはCSの戦いを見終わらなければなんとも言えませんが…。

 実はこうした金本監督の意向が全てにまかり通る事態はさまざまなところで見えています。典型的な例は掛布二軍監督の今季限りでの退任でしょう。二軍の育成方針を巡る考え方に大きな溝が生まれていました。広島カープのような猛烈な練習量を望む金本流と、選手の自主生を重んじる掛布流の違いが結果として掛布退任となったのです。

 「2人の意見に溝があっても、二軍は球団の管轄だから、球団本部が2人の意見を聞いて、うまく調整していれば問題はなかった。それが調整役の役割を果たせず、結果として決定的な状況に陥ってしまった。最終的には来季以降も続投する金本監督の意向が全面的に受け入れられる形で球団による掛布二軍監督への退任通告となった」とはチーム関係者の言葉です。

 金本監督にチーム造りを委ねた以上、タイガースを金本カラー一色に染めたい…という考えも分かります。しかし、監督は時代の一コマであり球団経営は永久なのです。チーム編成から戦力補強など全てを監督の言いなりになってしまうと、その監督が去った後のチームはいったいどうなるのでしょうか?

 ある大物の阪神OBはこう話していました。

 「ある機会があって坂井オーナーと少しだけ話したんだ。ドラフトや外国人、FAに始まりコーチ人事まで、全部、金本の言うことを聞いてしまうと、彼がチームを去った後の処理が大変になりますよ…と。やはりチーム造りは球団主導でなければならないはず。オーナーもふんふんと聞いていたよ

続きを読む

関連トピックス

「産経WEST」のランキング