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【虎のソナタ】鳴尾浜で井川が、甲子園では若虎が…去る人、新しい人、“時の流れ”感じた秋の1日

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【虎のソナタ】
鳴尾浜で井川が、甲子園では若虎が…去る人、新しい人、“時の流れ”感じた秋の1日

試合後、鳴尾浜でファンにサインをする井川。虎風荘が大好きで1億円プレーヤーになっても住んでいました 試合後、鳴尾浜でファンにサインをする井川。虎風荘が大好きで1億円プレーヤーになっても住んでいました

 もうひとつ印象に残っているのは、それから1年後、99年5月19日の広島戦(米子)でのプロ初先発勝利です。

 「六回まで無失点。それもすごかったんやけど、七回に無死満塁のピンチを迎えて、そこから野村監督が継投に入った。前田に遠山、4番の江藤に伊藤敦、そして、一塁に入らせていた遠山をマウンドに戻して金本(現阪神監督)を打ち取るという、のちの“遠山・葛西スペシャル”の原型を初めて見せた試合や。もうむちゃくちゃ大量に原稿書かされた」

 暗黒時代に入団した井川は、そこから順調に成長し、2003年と05年の優勝にエースとして貢献します。

 甲子園では中日戦の前に、外野にできた輪の中で、ドラフト3位・才木浩人投手(兵庫・須磨翔風高)と2年目の竹安大知投手があいさつをしていました。

 「2人とも1軍は初めてですから、練習の流れを教えてもらいながら動いています。2人と一緒に合流した安藤投手は、すがすがしい表情であいさつしています」

 鳴尾浜の試合を冒頭だけ見て、甲子園に戻ったトラ番長友孝輔がしんみりした口調でした。井川同様に03年、05年の優勝に貢献した安藤は、きょう6日の中日との最終戦での引退試合登板に備えての合流です。そして竹安は七回、才木は八回に登板して、それぞれ1回を無失点。竹安はプロ初勝利、才木は初ホールド。去る人と新しい人…秋です。

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