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絶滅危惧種ニッポンバラタナゴ繁殖へ ジェイテクト奈良工場で放流式

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絶滅危惧種ニッポンバラタナゴ繁殖へ ジェイテクト奈良工場で放流式

川野昭彦工場長と近畿大学の北川忠夫准教授(左)がニッポンバラタナゴを放流した=橿原市のジェイテクト奈良工場 川野昭彦工場長と近畿大学の北川忠夫准教授(左)がニッポンバラタナゴを放流した=橿原市のジェイテクト奈良工場

 国の絶滅危惧種に指定されている「ニッポンバラタナゴ」の繁殖を進めようと、奈良県橿原市にある自動車部品などの製造・販売会社「ジェイテクト」の奈良工場内で、放流式が行われた。

 ニッポンバラタナゴはコイ科の淡水魚。国内では現在、大阪府や岡山県、香川県など5地域でしか生存が確認されていない。県内では、平らな見た目が金魚に似ていることから「ぺたきん」と呼ばれるなど、生息が確認されていたが、環境悪化や外来種などにより、約50年前を境に絶滅したと考えられていた。

 しかし、平成16年に県の絶滅危惧種策定のため奈良公園で生物調査が実施され、ニッポンバラタナゴと判定される個体を発見。DNA鑑定を担当し、繁殖を成功させた近畿大学が里親活動を進めるなか、活動に賛同したジェイテクト奈良工場内の日本庭園で繁殖させることになった。県内では7カ所目という。

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