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【衆院解散】
「大きな一歩だ」民進奈良1区、馬淵澄夫氏、希望に公認申請へ
次期衆院選で、民進党の奈良1区から出馬を目指していた前職の馬淵澄夫氏(57)は29日、同党奈良県連(奈良市)で会見し、希望の党に公認申請することを決めたと発表した。希望との具体的な調整は前原誠司代表に一任するという。
馬淵氏は民進の事実上の解党を「一報を聞いたときは『そこまでやらなければならないのか』と大変驚いた」としながら、自身の去就は、「今は安倍政権を倒さねばならないという事情がある。一晩かけて整理を付け、前原代表の決定に従うと決めた」と話した。
希望の党への合流については、「私がずっと言い続けてきた『中道保守・穏健保守』を実現する大きな一歩になるかもしれないと思う」と説明。「われわれ(民進)が合流することで、穏健な保守政党にしていくんだという気概をもって取り組む」と決意を語った。