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交通事故多発地帯は「レッドゾーン」…取り締まりや警戒強化で15%減少見込む 滋賀

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交通事故多発地帯は「レッドゾーン」…取り締まりや警戒強化で15%減少見込む 滋賀

高島署管内でレッドゾーンに指定されている白鬚神社付近の国道161号。平成24年には親子3人が死亡する事故が起きた=滋賀県高島市鵜川 高島署管内でレッドゾーンに指定されている白鬚神社付近の国道161号。平成24年には親子3人が死亡する事故が起きた=滋賀県高島市鵜川

 高島署で指定されている白鬚神社近くの国道161号では、かつて、悲惨な事故も起きている。平成24年2月11日、車4台が絡む事故で、6歳と2歳の子供を含む親子3人が犠牲になった。家族で大津方面に買い物に行く途中だったという。

 事故を受けて県警は、対向車線を隔てるセンターポールを設置したり、路面を赤く着色して目立たせたりするなどの対策を取った。事故当時、現場に駆けつけた同署の伊吹貴也交通課長は「乗用車が無残につぶれており、本当に悲惨な現場だった。速度を控えてゆとりをもって運転してほしい」などと話す。

 レッドゾーンに指定された区域での昨年の人身事故発生件数をみると、1465件と県内全体の約3割を占めており「危険地帯」であることが分かる。今年6月のレッドゾーン設定から8月末までをみると、指定区域での人身事故は313件。前年同期比約15%減少したが、目標とする半減にはまだ遠い。

 県警交通企画課の宮内誠総括管理官は「歩行者に気付かないなど、大抵の事故は『見ていないこと』で起きる。車間や速度が適切か、安全確認を徹底してほしい」と力を込める。

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