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【関西の議論】関空で横行「中国人白タク」、同胞の訪日客目当て…スマホで決済、摘発逃れの“狡猾さ”

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【関西の議論】
関空で横行「中国人白タク」、同胞の訪日客目当て…スマホで決済、摘発逃れの“狡猾さ”

警察官も停車レーンを巡回しているが、駐禁の取り締まりが中心で中国人の白タクを取り締まっている様子は無かった=関西国際空港 警察官も停車レーンを巡回しているが、駐禁の取り締まりが中心で中国人の白タクを取り締まっている様子は無かった=関西国際空港

 そもそも「白タク」とは、タクシーなどの事業用車両が緑のナンバーなのに対し、自家用車が白ナンバーであることから付けられた名称だ。営業許可を受けていないので、国内ではもちろん違法だが、実は中国では昨年11月、ルールを定めた上で「配車サービス」として自家用車をタクシーのように使うことが合法化されている。

 5年前に設立された「滴滴出行(ディーディーチューシン)」という企業は現在、中国最大手の配車サービス業だ。「微信支付(Wechatpay)」「支付宝(アリペイ)」といったモバイル決済が可能で、現金のやり取りが不要という手軽さに加え、ドライバーの身元を事前確認し、金額を事前提示してもらうことができ、さらにラッシュ時でも捕まえやすい-など、そのサービスは日本のタクシーと比較しても相当充実している。アプリを使うなどするため利用者は登録されることになるが、現在、登録ユーザーは3億人以上ともいわれる。

 確かに記者が留学した上海でも、「足」はもっぱらタクシーだった。地下鉄整備がまだ途上で、バスは渋滞に巻き込まれて使えないうえ、なんと言っても安い。上海のタクシーの初乗り料金は14元(約240円)で、観光客の足として手軽に利用されていた。

有名アプリでは大阪に1300人超のドライバーが

 そんな中国の「白タク」は、日本でどのように運行されているのか。中国ではスマホアプリでの予約が主流なので、ネットで日本で運営している配車サービスを調べてみた。

 まず、目についたのは「皇包車」というスマホアプリ。公式サイトをのぞいてみると、9月12日時点の在日中国人ドライバー数は、東京が最多の1895人。2番目に多いのは大阪の1311人で、北海道も284人、沖縄にも164人いるという。

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