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【関西3地銀統合】次の再編の呼び水に? 生き残りに躍起の地銀各行

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【関西3地銀統合】
次の再編の呼び水に? 生き残りに躍起の地銀各行

 近畿大阪銀行と関西アーバン銀行、みなと銀行が来年4月に経営統合し、総資産11兆円超の地方銀行グループ「関西みらいフィナンシャルグループ(FG)」が誕生する関西金融界。厳しい経営環境の中、他の地銀も生き残りに躍起だ。3行の統合が次の再編の呼び水になる可能性もある。

業界勢力図が一変

 東京商工リサーチがまとめた近畿2府4県に本社がある企業のメインバンク調査(今年3月末時点)によると、経営統合する近畿大阪銀行、関西アーバン銀行、みなと銀行の3行合計の取引社数シェアは9・48%で、地銀トップの京都銀行(京都市)の4・7%を大きく上回る。りそな銀行を加えたりそなグループ全体のシェアは16・7%に達し、首位の三井住友銀行(15・5%)を抜く。関西での影響力は大幅に増す。

 業界勢力図が塗り変わる中、紀陽銀行(和歌山市)や南都銀行(奈良市)、滋賀銀行(大津市)などはそれぞれの地盤で圧倒的なシェアを占めている。南都銀の橋本隆史頭取は「現時点で(他地銀との)統合などは全く考えていない」と強調し、「(近畿大阪銀など3行が)統合で規模が大きくなったから負けるというものではなく、取引先はサービスで銀行を選ぶ。脅威とは感じない」と言い切る。

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