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【連続青酸死公判】筧被告「仏さんみたいにいい人だったが、お金はなく、甲斐性もなかった」 内縁関係男性殺害で被告人質問

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【連続青酸死公判】
筧被告「仏さんみたいにいい人だったが、お金はなく、甲斐性もなかった」 内縁関係男性殺害で被告人質問

 京都、大阪、兵庫の3府県で起きた連続青酸死事件で、3件の殺人罪と1件の強盗殺人未遂罪に問われた筧(かけひ)千佐子被告(70)の裁判員裁判の第32回公判が26日、京都地裁(中川綾子裁判長)で開かれた。一連の公判では最後の被告人質問となる、内縁関係にあった兵庫県伊丹市の日置稔さん=当時(75)=に対する殺人罪の審理で被告人質問が行われ、筧被告は日置さんについて「いい人だったが、お金はなかった」と述べた。

 これまでの3事件の被告人質問では、供述を変遷させたり、同じ発言を繰り返したりする場面も目立った。弁護側は「認知症の影響で責任能力や裁判を受ける能力がない」と無罪主張している。

 これを念頭に、この日の被告人質問で弁護側は「今日は誰が被害者とされている裁判ですか」と質問。筧被告は「わかりません。言われたらわかります」と答えた。その後、日置さんと交際していたか尋ねられると、「もちろん」と返答。日置さんを「仏さんみたいな人でいい人だと思ったが、お金もないし、かい性もなかった」とした。

 日置さん事件の審理が終わると、10月10日に検察側が事件全体の論告求刑を行い、翌11日に弁護側が最終弁論をして結審。11月7日に判決が言い渡される。

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