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【ビジネスの裏側】増えるスメハラ、悩める経営者 対応次第では人権侵害に

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 同社の覆面調査員が各店舗で、従業員の臭いを定期的にチェック。「出勤日の昼食で、ニンニクの入ったメニューを食べない」「昼食後は歯磨きをする」といった対策も指示しているという。

人権侵害の恐れも

 一方で、臭いを気にしすぎる風潮も問題視されている。体臭の改善などにも取り組む五味クリニック(東京)では、ここ数年で相談に訪れる来院者が急増。だが、7割近くは臭いがないという。五味常明院長は「スメハラという言葉におびえるあまり、体臭に敏感になりすぎている」と指摘する。

 また、会社側が臭いについて従業員に注意すると「人権侵害につながる」という懸念の声もある。臭いは感じ方に個人差があり、体質が関係することもあるためだ。

 大阪弁護士会で労働問題を担当する冨宅恵弁護士には、臭いの強い従業員への対応のあり方について経営者から相談が寄せられるという。冨宅弁護士は「臭いを発するのが女性の場合もあり、上司が注意するとセクハラになると心配する声も多い」と話す。

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