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京都伊勢丹、初の全館改装検討 開業20周年で増床も視野

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京都伊勢丹、初の全館改装検討 開業20周年で増床も視野

開業20周年を迎える「京都駅ビル」外観。「ジェイアール京都伊勢丹」は右の建物=京都市下京区(寺口純平撮影) 開業20周年を迎える「京都駅ビル」外観。「ジェイアール京都伊勢丹」は右の建物=京都市下京区(寺口純平撮影)

 JR京都駅ビルに入居する百貨店「ジェイアール京都伊勢丹」(京都市下京区)について、運営するジェイアール西日本伊勢丹(同市)が、初の全館改装も視野に入れた大規模リニューアル(改装)の実施を検討していることが6日、分かった。同店は今月11日で開業20周年。節目を迎え、「京都から世界へ情報発信」をキーワードに、新たな百貨店づくりへ売り場構成の見直しに着手するもようだ。

 同社の瀬良(せら)知也(ともなり)社長が6日、明らかにした。全館改装を実施すれば、平成9年の開業以来初めてになる。ただ、改装計画の実施時期や投資額は未定で、具体策は今後、駅ビルを管理するJR西日本グループと協議しながら、詳細を詰めるとしている。

 瀬良社長は、同店の業績は好調に推移しているものの、売り場面積が約4万6千平方メートルで同市内の百貨店では「最も売り場面積が小さいのが弱み」と指摘。検討する改装で「売り場の規模を大きくしたい思いもある」とし、増床も視野に入れる考えも示した。

 同店は平成9年、伊勢丹(現・三越伊勢丹ホールディングス)の関西初出店として注目を集めた。開業5年目にブランドを強化したほか、10年目に紳士服売り場をリニューアルしている。

 直近の年間売上高は開業当初に比べ「1・4倍以上」(関係者)といい、近年の百貨店業界の新規出店の成功事例として評価されている。

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