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【世界を読む】ベルギーのフライドポテトに発がん性物質? 疑うEUを突っぱねた「国民食」愛

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【世界を読む】
ベルギーのフライドポテトに発がん性物質? 疑うEUを突っぱねた「国民食」愛

ベルギーの「ソウルフード」といわれるフライドポテト ベルギーの「ソウルフード」といわれるフライドポテト

 ベルギーの「国民食」であるフライドポテトには発がん性物質が含まれている、として欧州連合(EU)が規制に乗り出した。EUが本部を置き「欧州の首都」ともされるベルギーだが、自国文化への脅威だとして猛反発。英国のEU離脱で加盟国の結束が問われる中、規制は実質的に骨抜きになり、ひとまず決着した。(栗井裕美子)

カリッとやわらかい

 約1センチ幅に切ったジャガイモを低温の油でじっくり揚げた後、取り出し、油を高温にしてもう一度揚げる。すると余分な油分が飛び、内側はやわらかく外側はカリっと香ばしく-。

 「この2度揚げが味の決め手」と、大阪など全国計8都市で開催されるイベント「ベルギービールウィークエンド」の実行委員会のメンバーは話す。本場のレシピで作るフライドポテトはイベントの人気メニューで、長蛇の列ができるという。

 ところがベルギー国民はこの15年、不安にさいなまれてきた。伝統の調理法が存続の危機にさらされていたのだ。

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