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北朝鮮に「満腔の怒り」、長崎被爆者5団体が抗議文

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北朝鮮に「満腔の怒り」、長崎被爆者5団体が抗議文

 長崎の被爆者らでつくる五つの団体は4日、北朝鮮が6回目の核実験に踏み切ったことを受け、関係国と誠実に協議して国際的な信頼を回復するよう求める文書を、金正恩朝鮮労働党委員長に宛てて送った。「満腔の怒りを込めて抗議する」と題し、強い不快感を示した。

 抗議文は「核兵器禁止条約が可決され、世界の潮流が大きく核廃絶に動いていることは周知のはず。度重なる暴挙は、貴国のさらなる孤立化を招く」と警告。直ちに核実験やミサイル発射実験を放棄し、2003年に脱退した核拡散防止条約(NPT)に早く復帰するよう、注文を付けた。

 被爆者の運動をけん引した谷口稜曄さん=8月30日に88歳で死去=が立ち上げた長崎原爆被災者協議会の田中重光副会長(76)は、記者会見で「今の状況では、いつ戦争になるか分からない」と危機感をあらわにし、日本政府や国連が北朝鮮との対話に努めることを期待した。

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