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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】阪神、中田翔獲得見送り 20億のFA資金どこに…「中日・ゲレーロ」急浮上

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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】
阪神、中田翔獲得見送り 20億のFA資金どこに…「中日・ゲレーロ」急浮上

金本阪神どうなるFA補強…日本ハム・中田翔の獲得を見送った=仙台市のKoboパーク宮城(土谷創造撮影) 金本阪神どうなるFA補強…日本ハム・中田翔の獲得を見送った=仙台市のKoboパーク宮城(土谷創造撮影)

 中田翔の今季年俸は2億8000万円。他球団が獲得するためには人的補償が伴うAランクの選手です。もし獲得に乗り出すなら長期契約の提示で総額20億円超になるはずでした。巨額獲得資金を9月や10月に本社役員に示していては、その決裁を含めて、阪神球団としての「条件確定」に長い時間を要することになります。そうなればFA交渉の際、他球団に大きく出遅れる危険性が出てくるわけです。だからこそ、夏の高校野球の前に見積もりの金額を示していたわけですね。

 そして、中田翔は8月17日、入団10年目で出場選手登録が8年に達し、国内FA権の資格取得条件を満たしました。

 「(権利行使については)それはまだ全く何も考えていないので、分からないです。まだまだどうなるかは分からないですけど。そういう時期が来たら、自分の人生なんで真剣に考えたいな、と思います」

 中田翔は慎重な姿勢で答えましたが、球界内の情報を集約すれば、本人の“本音”はFAの権利行使で金本阪神に移籍…というのが最高のストーリーだったとも噂されています。

 しかし、阪神の球団と現場が話し合った結論は「見送り」。その理由は中田翔の打撃不振にあります。今季は103試合出場時点(8月31日現在)で打率・208、本塁打16、打点61です。2014年から昨季までの3シーズンは本塁打27本、30本、25本。打点も100、102、110とマークしてきたのですが、今季は開幕から調子が上がっていません。打点王2度、ベストナイン4度、今春のWBCでは侍ジャパンのクリーンアップを筒香と担った強打者ですが、今季の打撃内容は首をかしげるものだったのです。

■中田翔獲り20億円超、どうする?

 こうした状況下で金本監督と球団幹部は巨額資金の必要な中田翔獲りについて費用対効果の面で疑問を感じたようです。

 「誰も積極的に獲ろうという意見を出した人がいなかった」と球団関係者は話しています。

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