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「妻を殺した」中国人女性刺され死亡、夫逮捕、直前にDVを相談、保護施設入り勧められるも帰宅望み…愛知県警
1日午前1時45分ごろ、愛知県岡崎市仁木町川越48にある市営住宅の一室から「妻を殺した」と110番があった。岡崎署員が駆けつけると、住人で中国籍の楊慶華さん(31)が血を流して倒れており、現場にいた夫が刺したことを認めたため、同署が殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。
楊さんは病院で死亡が確認され、同署は殺人容疑に切り替えて調べる。
同署によると、逮捕されたのは、派遣社員馬黎明容疑者(37)。首や右手首にけがをしているが、命に別条はない。
楊さんは8月28日、岡崎市と岡崎署に、馬容疑者からの暴力を相談。馬容疑者は楊さんへの暴力を否定したが、同署は口頭で注意したという。
同市家庭児童課によると、28日は楊さんを帰宅させるべきではないと判断し、民間のホテルに宿泊させた。翌日も県の保護施設へ入るよう勧めたが、楊さんが帰宅を望んだという。楊さんからの相談は28日が初めてだった。「離婚するための相談がしたい」と、市内の日本司法支援センター(法テラス)に予約をしていたという。
同課の青山潤子副課長(51)は「手段を尽くして適切な対応をしたと思っているが、このような結果になり残念」とコメントした。
逮捕容疑は9月1日午前1時15分ごろ、同市の自宅で、同居する楊さんの胸を包丁で数回刺し、殺害しようとした疑い。
