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【九州豪雨】風化した岩盤から崩壊か 豪雨土砂崩れで林野庁調査

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【九州豪雨】
風化した岩盤から崩壊か 豪雨土砂崩れで林野庁調査

 九州北部の豪雨で、流木被害が拡大したメカニズムを分析している林野庁の学識経験者チームが31日、福岡県庁で記者会見し、土砂崩れ現場を現地調査した結果、地中にある岩盤上部の風化した部分が大雨の影響で崩壊したとの見解を明らかにした。林野庁は解析を進め、10月中に報告書を取りまとめる。

 現地調査は東京農工大の石川芳治名誉教授(砂防学)らが29~31日に実施。福岡、大分両県を見て回った。石川名誉教授によると、ほとんどの調査場所で、地表から深さ約3メートルの所にある岩盤が崩壊していた。両県で計300カ所を超す土砂崩れの大半が同じ構造で生じたとみている。

 一方で、スギやヒノキの人工林が根を張っていたことによって、ある程度は被害が抑えられた面もあるとした。

 報告書は全国的な森林整備の提言になる見通し。石川名誉教授は「気候変動により全国で豪雨の危険がある。斜面崩壊を防ぐ方法を示せるように調査を進めたい」と話している。

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