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【鬼筆のスポ魂】桑原ブレークの原点は打者・金本も衝撃のマッスラ

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【鬼筆のスポ魂】
桑原ブレークの原点は打者・金本も衝撃のマッスラ

指揮官の大抜擢にこたえ力投を続ける桑原 指揮官の大抜擢にこたえ力投を続ける桑原

 奇跡の大ブレークには原点がある。9年前の2008年8月16日の阪神-横浜戦(京セラドーム大阪)。この試合、横浜の先発は桑原謙太朗、阪神はボーグルソンだった。結果は横浜が4-0で勝利。桑原は被安打7、2四球、6奪三振の初完投、初完封勝利を150球で飾っている。ルーキーイヤーでの快挙だった。金本阪神で今季、54試合に登板し、3勝2敗31ホールド、防御率1・52(28日現在)。リリーフとして大活躍している、あの「クワハラ・ケンタロウ」だ。

9年前の対決

 その試合、阪神の4番打者は金本知憲。4打数2安打だった。岡田阪神はこのシーズン、開幕から投打がかみ合い7月9日時点では2位の中日、巨人に13ゲーム差をつけていた。ところが、8月8日に開幕した北京五輪(24日閉幕)に藤川、新井貴、矢野を送り出して以降、勢いが失速。最後は巨人に大逆転を食らい、岡田監督は辞任した。

 そんな苦しい夏場に阪神を完封した桑原はその後、故障や制球難に悩まされ、わずか在籍3シーズンで横浜からオリックスにトレードされた。オリックスでの4シーズンも未勝利で14年のオフ、白仁田との交換トレードで阪神へ移籍したが、15年は6試合の登板。昨季はプロ入り後、初めて1軍登板機会がなかった。

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