産経WEST

「高い確度の予測は困難」異常現象で地震避難促す…南海トラフで報告書案

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


「高い確度の予測は困難」異常現象で地震避難促す…南海トラフで報告書案

 ただ、前震や地殻変動などの異常現象に基づいて避難を呼び掛けても、実際には地震が起きないことも予想される。政府は今後、関係自治体からも意見を聞き、住民避難をいつまで続けるかや、被害を減らすため鉄道などの交通機関に運行停止を求めるかどうかなど具体的な課題を探る方針だ。

 報告書案はこのほか、整備が遅れている南海トラフ西側領域での地震・津波の観測態勢強化を求めた。

 南海トラフ巨大地震 東海沖から九州沖の太平洋海底に延びる溝状の地形(トラフ)に沿って起きる可能性がある地震。東海、東南海、南海の三つの震源域があり、連動して起きるマグニチュード(M)9級の地震が懸念されている。政府は津波や火災などで最大死者30万人超、経済被害220兆円との想定を公表。住民の早期避難などを通じて死者を大幅に減らす目標を掲げている。

「産経WEST」のランキング