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「夏休み短縮」で授業時間確保…「学校閉庁日」導入し教員の長時間勤務是正も

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「夏休み短縮」で授業時間確保…「学校閉庁日」導入し教員の長時間勤務是正も

 8月31日に大慌てで夏休みの宿題を片付ける-。一昔前はよく見られたこうした光景が変わりつつあるようだ。大阪市や堺市は今年度から小学校などの夏休みを短くした。授業時間の確保に向けた取り組みの一環で、近年は導入する自治体が増えている。同時に、夏休み中に校舎を閉鎖して強制的に教員を休ませる「学校閉庁日」を設けるなど、これまで後回しにされてきた長時間勤務の是正に向けた動きも出てきた。

 大阪市教育委員会は今年度から全290小学校の夏休みを1週間短縮し、2学期の始業式を9月1日から8月25日へ前倒しした。堺市教委も今年度、小中学校の夏休みを1週間短くする運用を始めた。

 一番の狙いは授業時間の確保だ。「ゆとり教育」の見直しで学習内容が増加する中、この1週間で25~30時間ほどの授業時間が生まれる。丁寧な説明や練習問題に取り組む時間に充て、“脱詰め込み”の教育を目指す。授業内容への理解が深まることで「児童生徒の学力向上につながることも期待している」(大阪市教委の担当者)という。

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