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お隣さんの柔軟剤のニオイが辛い…「香害110番」に“通報”相次ぐ、健康被害も…メーカーも使用マナー啓発

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お隣さんの柔軟剤のニオイが辛い…「香害110番」に“通報”相次ぐ、健康被害も…メーカーも使用マナー啓発

香害110番に寄せられた柔軟剤への主な訴え 香害110番に寄せられた柔軟剤への主な訴え

 同センターが、柔軟剤に関する相談内容を平成25年9月に公表すると、同様の相談がさらに急増した。各メーカーは、対策としてテレビCMなどで「香りの感じ方には個人差があります。周囲の方にもご配慮のうえお使いください」などと表示。製品やホームページに、香りの強さを表記するようにしたが、相談件数は高止まりしている。

「香りのマナー」を

 使い方の問題も浮き彫りになっている。洗剤メーカーなどでつくる日本石鹸洗剤工業会が27年に行った調査によると、2割近くが規定の2倍以上の量を使っていたことが分かった。

 過剰使用の一因について、同工業会担当者は「同じ香りをかぎ続けて嗅覚が鈍り、香りが弱くなったと感じて量を増やしてしまうのでは」と推測。「使い過ぎは、強い香りで周囲に迷惑をかけ、衣類の吸水性も下げる。良いことは何もない」と注意を呼びかける。

 同工業会は、香りの強さを確認し、使用量を守る「香りのマナー」を引き続き啓発していくことにしている。

過敏症の患者も

 香りで不調を引き起こす人の中には、化学物質過敏症(CS)の患者もいる。専門医で大阪市中央区のクリニック「ふくずみアレルギー科」の吹角隆之院長は「嗅覚は命を守るための感覚。本能が『逃げろ』と命じている香料に耐えることで、体がパニックを起こしている」と指摘する。

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