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【関西の議論】「女性専用車両」肝心の痴漢対策に効果なし? 男性差別とブーイングも…撲滅への新たな〝武器〟は

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【関西の議論】
「女性専用車両」肝心の痴漢対策に効果なし? 男性差別とブーイングも…撲滅への新たな〝武器〟は

関西での女性専用車両の導入状況。定着してきたといえるが、肝心の痴漢対策への効果は不透明だ。利用客の間では「男性差別」との反発も… 関西での女性専用車両の導入状況。定着してきたといえるが、肝心の痴漢対策への効果は不透明だ。利用客の間では「男性差別」との反発も…

 一方、最近、痴漢に疑われるなどしたため線路に逃走する事案が相次いだ。これに関連し、松永代表理事は、痴漢被害の深刻さよりも痴漢冤罪に焦点を当てた報道や情報が増えたと感じており、その流れが行き過ぎると痴漢被害者が声を上げづらくなり、痴漢常習者に有利になる-と訴える。

 痴漢問題をめぐる昨今の「空気」が女性専用車両への風当たりや偏見を強めることにならないか、とも案じているという。

「男性専用」に男女から賛意

 国交省によると、そもそも女性専用車両は、設置に法的根拠はなく、利用者の理解や協力のもとで実現するサービスだ。時間帯によって他の車両より空いていることもあり、「不公平」「男性差別だ」との批判は根強い。

 出口なき痴漢問題への反動からなのか、近年は「男性専用車両」の導入を求める声も出ている。

 インターネット調査会社「マクロミル」(東京)が6月、関東の500人を対象に行った調査では、全体の69・4%が「絶対に導入すべき」「導入した方がよい」と回答。さらに男女別では、男性の65・1%に対し、女性は73・9%が賛成に回った。

 賛成した理由について、男性では「痴漢に間違われたくないから」との声が目立ち、「男女平等のため」(30代女性)、「夫が冤罪に巻き込まれないか不安だから」(40代女性)との意見もあった。

 一方、「導入すべきでない」とした人の理由としては、「専用車両に乗っていないと変な目で見られそう」(40代男性)、「より一層の混雑につながる」(20代女性)などがあった。

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