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江崎グリコが生産子会社2社を解散 広島と佐賀、乳製品やガム生産 国内拠点統廃合で効率化

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江崎グリコが生産子会社2社を解散 広島と佐賀、乳製品やガム生産 国内拠点統廃合で効率化

広島グリコ乳業の工場=広島市(江崎グリコ提供) 広島グリコ乳業の工場=広島市(江崎グリコ提供)

 江崎グリコは21日、「ドロリッチ」「マイルドカフェオーレ」などの乳製品を製造する広島グリコ乳業(広島市)と、スナック菓子「チーザ」やガム「キスミント」などを製造する九州グリコ(佐賀市)の生産子会社2社を来年中に解散すると発表した。生産設備や人員などは他の拠点に移管して製造を続ける。グリコは競争環境の激化を受け、国内拠点の統廃合で経営の効率化を進める。

 両社の解散に伴いグリコは平成30年3月期に5億3500万円の特別損失を計上する。両社の社員計91人は他のグループ会社への転籍などで対応する。グリコの国内の生産拠点数は19から17に減少する。

 広島グリコ乳業の工場は昭和34年に操業開始。乳製品の製造を続けていたが、乳製品工場が国内に6カ所あることから再編が決まった。平成30年9月に生産を終了する。昭和28年操業の九州グリコの工場は平成30年12月に生産終了する。スナック菓子は他拠点に移管し、ガムは他社に生産委託する。

 グリコは商品数を減らして「ポッキー」など主力商品に注力する戦略を打ち出しており、生産拠点の再編を急いでいる。両工場とも歴史があり、特に佐賀は創業者の江崎利一氏の出身地でもあるが、生産の効率化を優先させる。

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