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【台風5号】堤防の切れ目から濁流 滋賀・姉川の氾濫

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【台風5号】
堤防の切れ目から濁流 滋賀・姉川の氾濫

氾濫した姉川沿いの長浜市大井町。道路を通すために堤防が途切れた切り通し部分には、土嚢が積み上げられていた=8日午後 氾濫した姉川沿いの長浜市大井町。道路を通すために堤防が途切れた切り通し部分には、土嚢が積み上げられていた=8日午後

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 台風5号の影響で、7日夜から8日未明にかけて滋賀県内各地で激しく雨が降り続いた。長浜市では姉川が氾濫し、住民約550人が一時避難する事態となった。けが人はなかったが、県全体で建物2戸が一部損壊、16戸が浸水するなどの被害が出た。

 県災害警戒本部によると、倒木が屋根に直撃するなどして日野町の住宅と米原市の寺院が一部損壊したほか、姉川が氾濫した長浜市大井町では床上浸水1戸、床下浸水15戸の被害があった。

 各地で雨量が規制値を超えたため道路の通行止めが相次いだほか、長浜、米原両市では、土砂の流出や路面の冠水によって、国道や県道6カ所が全面通行止めとなった。

 6日午後11時から8日午前8時までの雨量は、高島市朽木平良の325.5ミリが最多で、米原市朝日(268.5ミリ)、長浜市余呉町柳ケ瀬(246.5ミリ)が続いた。

 一方、長浜市大井町では姉川が氾濫し、8日未明に避難指示が出された。

 県によると、氾濫場所は道路を通すために堤防が途切れており、増水時には住民があらかじめ用意した仕切り板や土嚢(どのう)などで切り通し部分をふさぐことになっていたが、今回は南側の切り通し部分から水が流れ出したという。

 長浜市によると、切り通しをふさぐのは、大井町の自治会が独自に危険性を判断して行う決まりとなっている。同自治会が8日未明から作業を始めたが、すでに川は氾濫していたため、作業が難航した。

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