産経WEST

【希代のスプリンター 末続慎吾の告白(3)】3年ぶり復帰戦は平凡なタイム「構築した技術がゼロに…」 もがき、悩み、前へ走る日々

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【希代のスプリンター 末続慎吾の告白(3)】
3年ぶり復帰戦は平凡なタイム「構築した技術がゼロに…」 もがき、悩み、前へ走る日々

【第101回日本陸上競技選手権大会】男子200メートル予選第2組、力走する末続慎吾(左)とサニブラウン・ハキーム=ヤンマースタジアム長居(撮影・甘利慈) 【第101回日本陸上競技選手権大会】男子200メートル予選第2組、力走する末続慎吾(左)とサニブラウン・ハキーム=ヤンマースタジアム長居(撮影・甘利慈)

「自分に納得がいかない」

 〈無期限休養に入って6年あまりが過ぎた15年3月、末続は03年から在籍していたミズノを退社。熊本陸協所属のプロアスリートとなり、東京と熊本を行き来しながら競技を続けることになる〉

 「会社が僕に求めるアスリートとしての価値は、自分が当時表現できているものとは大きくかけ離れていた。企業スポーツでやる以上は当然、高いパフォーマンスを出していかないといけない。実は12年のロンドン五輪が終わった頃から、会社には『退社したい』という意向を伝えていた。会社が求めるロンドン五輪出場を実現できなかったので『やめます』と。このときは引き留められて、その後も何年か所属することになったが、会社の要求に100%応えられない自分に納得がいかなかった」

 〈プロとなった末続のサポートを買って出た人たちがいる。通信制の星槎(せいさ)大学などを運営する星槎グループだ。末続は昨春、同大の特任准教授に就任、所属は『SEISA』に変わった〉

 「僕が競技を続けられているのは、星槎グループの宮沢保夫会長、星槎大学の井上一学長のおかげ。彼らは僕に『君は学生たちにとって生きている教材。だから走ってくれ。君の夢にわれわれを乗っけてほしい』と言ってくださった。その言葉に感動して、自分の思う陸上競技をさせていただくことになった。だから、恩人なんです」(4回目へ続く)

続きを読む

このニュースの写真

  • 3年ぶり復帰戦は平凡なタイム「構築した技術がゼロに…」 もがき、悩み、前へ走る日々
  • 3年ぶり復帰戦は平凡なタイム「構築した技術がゼロに…」 もがき、悩み、前へ走る日々
  • 3年ぶり復帰戦は平凡なタイム「構築した技術がゼロに…」 もがき、悩み、前へ走る日々
  • 3年ぶり復帰戦は平凡なタイム「構築した技術がゼロに…」 もがき、悩み、前へ走る日々
  • 3年ぶり復帰戦は平凡なタイム「構築した技術がゼロに…」 もがき、悩み、前へ走る日々
  • 3年ぶり復帰戦は平凡なタイム「構築した技術がゼロに…」 もがき、悩み、前へ走る日々

関連ニュース

「産経WEST」のランキング