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【世界陸上】川内、入賞まであと3秒 最後の日の丸姿も「これからもばんばん走って行く」

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【世界陸上】
川内、入賞まであと3秒 最後の日の丸姿も「これからもばんばん走って行く」

9位でゴールする川内優輝=ロンドン(共同) 9位でゴールする川内優輝=ロンドン(共同)

 【ロンドン=坂井朝彦】陸上の世界選手権第3日は6日、男女のマラソンがロンドンで行われ、男子はジョフリー・キルイ(ケニア)が2時間8分27秒をマークして優勝した。日本勢は2時間12分19秒で9位の川内優輝(埼玉県庁)が最高で、中本健太郎(安川電機)は2時間12分41秒で10位、井上大(ひろ)仁(と)(MHPS)は26位だった。

 公言した「最後の日の丸」は実に川内らしい42・195キロだった。20キロ過ぎにペースを上げた海外勢に引き離されても、懸命に追い上げ、入賞まであと2秒の9位。「悔しいのもあるが、自分の中で出し切れたものもあった」。熱い思いがこみ上げた。

 23キロすぎではつまずいてよろめく場面もあって先頭集団から離された。「アクシデントでも頑張れたのは過去の経験」があったからこそ。ロンドンの地で不屈の闘志はほとばしり、最終盤に中本を抜いて日本人トップになった。

 五輪とは無縁だったが、世界選手権は2011年韓国・大(テ)邱(グ)、13年モスクワに続いて3度目の出場。年末年始に初めてロンドンを試走した。数あるカーブなど高難易度周回コースにも「過去70回のマラソン」経験で対応することができた。

 “代表勇退”には周囲からは惜しむ声も多い。30歳の決断の理由の一つは暑さが苦手なためだ。そして、もう一つは日の丸を背負うことの重み。「日本代表はきついですよ。代表でやることはやったかな」と安堵(あんど)する。

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