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【虎のソナタ】子規も漱石もきっと熱烈虎党に!?突然の“事件”も見事逃げ切る不思議な球団

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【虎のソナタ】
子規も漱石もきっと熱烈虎党に!?突然の“事件”も見事逃げ切る不思議な球団

パンダの応援グッズが目立つ京セラのスタンド。ロジャース人気は絶大だ パンダの応援グッズが目立つ京セラのスタンド。ロジャース人気は絶大だ

 攫(カク=つかむこと)者が面と小手をつけて、直球つかみ、投者が正投を学びて、今まで九球なりしものを四球に改めたる…どなたか舌をかみませんでした?

 これって俳人、正岡子規が1896(明治29)年に書いたエッセー『松蘿玉液(しょうらぎょくえき)』の中で、野球のバッテリーのことをそう表現したそうでございます。

 つまりこの頃は四球のことは“九球”ということになっていた。

 偶然ですが…この日の京セラの三回表、先発した秋山は絶好調でした。ということはすでに2点を先取した我が阪神はポンポンと2者連続三振…ここでフト見ると当番デスク席で大沢謙一郎は難しい顔だョ。

 おいコラ、何も心配することがないからといって「空が落ちてくるかもしれん…」なんて心配するんじゃねぇぞ! といったら大沢はマジで「このままスイスイと行く人生なんて、僕にはありませんョ…」とぬかした。

 いいですか三回表二死走者なし…坂口のカウント3-2から9球目がボールでなんと“四球”…と、次の瞬間…好投の秋山がコツ然とテレビ画面から消えたじゃないですか。それからのてんやわんや…阪神ベンチはハトマメ状態…一番驚いたのは大沢だ。目の前が真っ暗になった…なんで俺の時に限って…。

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