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【九州北部豪雨1カ月】今も500人超が避難生活 仮設着工、復旧の動きも

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【九州北部豪雨1カ月】
今も500人超が避難生活 仮設着工、復旧の動きも

 福岡、大分両県を襲った九州北部の豪雨では36人が死亡し、行方不明者5人の捜索が続く。被災から1カ月でなお500人超が避難生活を強いられている。一方で仮設住宅の建設が始まり、断水が解消されるなど復旧の動きも進む。

 7月5日に発生した豪雨は、大量の流木により被害が拡大した。林野庁は上空からの調査で、両県で300カ所以上の土砂崩れを確認。国土交通省は流木の総量を約17万トンと推計している。

 インフラや産業の損害は両県で少なくとも1500億円近くに上る。福岡県が約1197億円、大分県が約288億円だが、調査は続いており、今後さらに増える見通しだ。浸水や一部損壊を含めた住宅被害は計2300棟を超えた。

 福岡県は被害が大きかった朝倉市と東峰村で仮設住宅の工事に取り掛かった。朝倉市で80戸、東峰村で19戸を計画し、一部は8月中に入居できる予定だ。浄水場が被災して断水が続いていた朝倉市杷木地区では、約9割の世帯で上水道が復旧した。

 一方、国道を含め20カ所以上で通行止めが続いている。鉄橋が流失したJR久大線は全面復旧が来夏になるとされ、日田彦山線は一部区間で復旧のめどが立っていない。

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