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戦時中に愛された「すいとん」とは…大阪・吹田市役所食堂に350円定食 8、9日「戦争の記憶を風化させない」

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戦時中に愛された「すいとん」とは…大阪・吹田市役所食堂に350円定食 8、9日「戦争の記憶を風化させない」

提供される「すいとん定食」 提供される「すいとん定食」

 戦時中の食事を体験し平和の大切さを考えてもらおうと、大阪府吹田市役所地下1階の職員食堂の昼食メニューに8、9の両日限定で「すいとん定食」が登場する。職員だけでなくだれでも注文できる。

 すいとんは、小麦粉を団子状にして煮立てた料理で、戦中に節米料理として人々に愛された。15日の終戦の日を前に、「戦争の記憶を風化させないメニューをつくってほしい」と市人権平和室が職員食堂を運営する会社に依頼し、平成18年から毎年この時期に提供している。

 今回提供されるすいとん定食は、麦ご飯やふかしたさつまいも、ほうれん草のおひたしなどとセットで1食350円(税込み)。両日とも午前11時半から30食を提供。毎年午後1時前には売り切れるという。

 調理を担当する中尾広海さんは「すいとんの味を祖母から教えてもらった母にも協力してもらい、当時の味に近づけるようにつくりました。戦争について一緒に考えるきっかけになれば」と話している。

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