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暴力団の「みかじめ料」要求いまなお…兵庫県の改正暴排条例、1日の施行に向け、県警が警戒感強める

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暴力団の「みかじめ料」要求いまなお…兵庫県の改正暴排条例、1日の施行に向け、県警が警戒感強める

酒店の店長に聞き取り調査を行う兵庫県警の「歓楽街特別暴力団対策隊」の特命班=神戸市中央区 酒店の店長に聞き取り調査を行う兵庫県警の「歓楽街特別暴力団対策隊」の特命班=神戸市中央区

 多くの暴力団がこうした資金稼ぎの場である繁華街近くに組事務所を設けていることを踏まえ、兵庫県では6月、全国で初めて商業地への組事務所新設を禁じる改正暴力団排除条例が成立。8月1日の施行後は、市街地の大半が禁止区域となる。兵庫県警も繁華街でのパトロールや調査に当たる特暴隊を5月末に発足させ、資金源の根絶に注力している。

 県警幹部は「暴力団の資金稼ぎは巧妙化しているが、抗争を起こさせないためにも徹底的に資金源を絶つ」と対策強化に全力を挙げている。

兵庫県の改正暴力団排除条例 

 平成27年8月の指定暴力団山口組(神戸市灘区)の分裂後、県内で対立抗争が起きたことなどを受け、今年6月の県議会で成立し、8月1日から施行される。組事務所の新設を禁止する範囲を、従来の学校や図書館などの公共施設から200メートル以内と、都市計画法上の住居系地域に加え、「商業地域」と「近隣商業地域」に拡大した。暴排条例は全都道府県で施行されているが、両地域を規制したのは初めて。組事務所が集中する繁華街を対象とすることで、暴力団排除の実効性が期待される。

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