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暴力団の「みかじめ料」要求いまなお…兵庫県の改正暴排条例、1日の施行に向け、県警が警戒感強める

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暴力団の「みかじめ料」要求いまなお…兵庫県の改正暴排条例、1日の施行に向け、県警が警戒感強める

酒店の店長に聞き取り調査を行う兵庫県警の「歓楽街特別暴力団対策隊」の特命班=神戸市中央区 酒店の店長に聞き取り調査を行う兵庫県警の「歓楽街特別暴力団対策隊」の特命班=神戸市中央区

 県警によると、調査では暴力団関係者から「どこの組織を守(もり)(用心棒)にしとるんや」などと電話がかかってきた店があったことも判明。今後、歓楽街の縄張りの奪い合いが激化し、組織同士の衝突につながる可能性があるとみて、警戒を強めている。

 暴力団が縄張り内の飲食店などから徴収するみかじめ料は、違法薬物密売や賭博などとともに、古くから暴力団の主要な資金源となってきた。かつては建設業や芸能興行などの「正業」を持つ組員も少なからずいたが、暴力団対策法や各自治体の暴力団排除条例の施行で、暴力団の表立った活動は厳しく規制。みかじめ料の要求も暴対法上の中止命令の対象となった。

 しかし警視庁は6月、東京・銀座の複数の飲食店からみかじめ料を脅し取ったとして、恐喝容疑で山口組系組員らを逮捕。被害総額は1億円を超える可能性もあるといい、暴力団が依然としてみかじめ料を資金源としている現状が浮き彫りになった。

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